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「紫外線ケアが必要な季節です」

いよいよ寒さも和らぎ外出するのが楽しい季節になってきました。
服装もこれまでの長袖から半袖に切り替える方もいらっしゃるのではないかと思います。

数年前フランスのニースに旅行に行ったときに目にしたのですが、浜辺では多くの欧米人の方が水着姿で日光浴を楽しんでいました。
日照時間が短い北欧の方は春から夏にかけてバカンスを楽しみながら日光浴をされるのですが、紫外線の毒を知る私にとっては信じられない光景に写ります。

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紫外線による障害は大きく二つ考えられます。
一つは皮膚がんのリスクが上がること。もう一つは目、特に網膜に対する障害です。

皮膚は年齢による自然老化に紫外線による光老化がプラスされます。そうです、紫外線を浴びれば浴びるほど皮膚の老化はスピードアップしてしまうのです。

ある疫学調査で秋田県の60代の方と沖縄県の40代の方の皮膚年齢がほぼ同じという報告がありました。沖縄県は当然秋田県より年間に暴露する紫外線の量が多いのです。
これから薄着になり、紫外線に暴露される部分が増えますが、必ず『日焼け止め』を塗って外出してください。
また、紫外線が皮膚に当たると遺伝子に傷がつきます。ご自身の修復能力がある間は良いのですが、低下すると皮膚がんになりますので、甘く見ないようにしましょう。

えっ。紫外線を浴びないとビタミンD不足になる?
大丈夫です。通常の生活をして浴びる量の太陽光線で十分です。

次は目に対する作用です。

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光が目に届くとレンズで屈折して網膜にある黄斑と呼ばれる少し黄色みを帯びた部分で感知します。黄色になっているのはルテインという色素が多くあるためです。黄色はブルーをカットしてくれます。サングラスでレンズが黄色のものをご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、ブルーライトをカットしてくれます。
最近の研究で、目に見えない紫外線だけではなくブルーライトも目に良くないという報告がされています。外出の際はサングラスもお忘れなく。ただし、あまり暗いサングラスは光を取り込もうと瞳孔が開きますのでかえって良くありませんのでご注意を。

私のお勧めは外出するときは真夏でも薄手の長袖のシャツとサングラス、それに日焼け止めを塗ることです。


2019年4月19日
マイコロジーテクノ株式会社
代表取締役社長・薬剤師 西川浩司



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