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「日本人はどうして新型コロナウィルス重症例が少ないのか」

東京を中心に再び感染者数が増えているように報告されています。
しかし、状況は3月や4月と変わっていないと思います。つまりもともと感染した人は同じぐらいあって感染者数が増えているのは検査数が増えているからです。
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3月時点では発熱が37.5度以上が4日間続いた人しかPCR検査をしてもらえませんでした。その頃の検査数は1日100から400件と少ない状況で、その状況下で200人前後の1日感染者数を報告しています。

現在は1日300件近い感染者数が報告されていますが、検査件数が4,000件以上と3月時点の10倍以上になっています。しかも症状がない人が中心ですので当然の結果です。しかも、日本人は感染しても8割の人は重症化しないと言われています。

ではなぜ重症化する人が少ないのでしょうか。理由を以下に示します。
免疫には生まれつき備わっている「自然免疫」と一度感染したのちに獲得する「獲得免疫」があります。
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獲得免疫は読んで字のごとく一旦体に入ってきたウィルスなど外敵を「認識」「記憶」「抗体作成」という操作をして獲得する免疫です。現在開発されているワクチンはまさにウィルスの一部を埋め込んだものを一度体に入れて(注射して)上の3つの操作を人工的にさせているのです。

ただ、ご承知のようにいまだに有効な医薬品もワクチンも出ていないにも関わらず感染者数に対する死者数や重症患者数がそれほど増えていません。これは、生まれ持っていた(あるいはその後の生活の中で獲得した)自然免疫で新型コロナウィルスと戦って抑え込んでいる可能性が大なのです。

この自然免疫は生活習慣で大きく左右されます。ストレスをリリースしてバランスの良い食生活、十分な睡眠をとり「自然免疫」を高く維持する生活を送りましょう。
  
  
  
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